画像タグ(Image)
文字だけでは伝えきれない情報を視覚的に表現するための要素。
「百聞は一見に如かず」を実装する
Webサイトの魅力は、文字だけでなく豊かなビジュアル表現ができる点にあります。`` タグを使いこなすことで、情報を直感的に伝え、ユーザーの心を動かすページを作ることができます。
1. 基本的な書き方と必須属性
`` タグは「終了タグがない(</img>と書かない)」特殊なタグです。
コード例
<img src="cat.jpg" alt="眠っている三毛猫" width="300" height="200">
- src (Source): 画像ファイルの場所。絶対パスまたは相対パスで指定します。
- alt (Alternative Text): 代替テキスト。画像が表示できない時や、読み上げソフトを使うユーザーのために、画像の内容を言葉で説明します(SEOにも重要!)。
- width / height: ブラウザが画像のスペースを確保できるように、サイズを指定することを強く推奨します。レイアウトシフト(読み込み中のガタつき)を防げます。
2. 画像形式の使い分け
Webで使える画像形式はいくつかあり、それぞれ得意分野が異なります。
-
JPEG (.jpg)
写真に最適。色は綺麗だが、背景透過はできない。 -
PNG
(.png)
ロゴやイラストに最適。背景を透明にできる。写真はファイルサイズが大きくなりがち。 -
WebP
(.webp)
次世代標準。高画質かつ軽量。JPEGとPNGの良いとこ取りで、現在のWeb制作では第一選択肢です。 -
SVG (.svg)
ベクター画像。拡大しても荒れないので、アイコンやロゴに最適。
3. Figure要素との組み合わせ
画像にキャプション(説明文)をつけたい時は、HTML5で導入された `
<figure>
<img src="graph.png" alt="2025年の売上推移">
<figcaption>図1:2025年度 売上グラフ</figcaption>
</figure>
<img src="graph.png" alt="2025年の売上推移">
<figcaption>図1:2025年度 売上グラフ</figcaption>
</figure>
4. パフォーマンスへの配慮 (Lazy Loading)
ページの下の方にある画像まで最初から読み込むと、表示が遅くなります。`loading="lazy"` を追加するだけで、画面に近づいた時だけ読み込むようになり、サイトが爆速になります。
<img src="huge-photo.jpg" alt="..." loading="lazy">
⚠️ 注意
ファーストビュー(ページを開いて最初に見える範囲)の画像には `loading="lazy"` をつけないでください。逆に表示が遅れてしまいます。
まとめ
ただ画像を貼るだけでなく、「適切なフォーマットを選ぶ」「alt属性をしっかり書く」「遅延読み込みで高速化する」といった工夫を凝らすことで、プロフェッショナルな品質のページに仕上がります。