データ型
JavaScriptが扱う情報の「種類」をマスターしよう
データ型とは?(基本のキ)
プログラミングで扱う情報には「種類」があります。数字なのか、文字なのか、それとも「真か偽か」なのか。JavaScriptは、この「データ型」を自動的に判断して処理してくれますが、プログラマー自身が型を理解していないと、予期せぬバグの原因になります。
1. 基本的なデータ型(プリミティブ型)
これ以上分解できない、シンプルな値です。
String (文字列)
引用符 `"` や `'`、`` ` `` で囲みます。文字を扱います。
例: `"Hello"`, `'JavaScript'`
Number (数値)
整数も小数もすべて `Number` 型です。計算に使います。
例: `100`, `3.14`, `-50`
Boolean (真偽値)
論理的な「はい/いいえ」を表します。条件分岐で大活躍します。
値: `true` (真), `false` (偽)
Undefined
「値がまだ定義されていない」状態を表します。変数を作ったけれど中身を入れていない時などはこれになります。
Null
意図的に「何もない」ことを示す値です。プログラマーが明示的に設定します。
2. 複雑なデータ型(オブジェクト型)
複数のデータをまとめて管理できる、高度な型です。
配列 (Array)
データを順番に並べて管理します。
JavaScript
const colors = ["Red", "Green", "Blue"]; console.log(colors[0]); // "Red"
オブジェクト (Object)
データに名前(キー)をつけて管理します。
const user = { name: "Tanaka", age: 25 };
console.log(user.name); // "Tanaka"
型の確認方法:typeof
今扱っているデータが何の型なのか知りたい時は、`typeof` 演算子を使います。
console.log(typeof 123); // "number" console.log(typeof "Hello"); // "string" console.log(typeof true); // "boolean"
まとめ
JavaScriptは「動的型付け言語」と呼ばれ、変数の型が柔軟に変わります。これは便利ですが、「数値だと思っていたら文字列だった("10" + 20 = "1020" になってしまう)」といようなミスも起こりやすいです。常に「今この変数にはどんな型のデータが入っているか?」を意識することが大切です。